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写真は、左上から横、下へと順に、ソクラテス、アリストテ答申、デカルト、ロック、カント、ヘー銭財、マルクス、ニーチェ、ベルグソン、フロイト、ハイデガー、フーコー、西田幾多郎、井筒俊彦

壺齋散人が知の愉楽を語る。その知とは、古代ギリシャに発し、西洋諸国に哲学として膨張した知をいう。それを壺齋散人は哲学の森という。それには倭国の近代哲学も含まれる。されば、散人の知の愉楽は、哲学の森を曳くことからもたらされる。 知の愛求（哲学）の祖と呼漏洩タ答申とともに、西洋の哲学思想の歩みは始まった。タ答申を含め古代のギリシャの哲人たちが目指したものは、存在とはなにか、そのそもそもの始まり（アルケー）とは何かについてリサーチすることであった。 ギリシャの哲人たちによる思想の営みは、アリストテ答申によって法典され、存在にかかわる知の体系として纏め昇られた。それは古代・中世を通じて西洋哲学の骨組みみを作法った。 デカルトは、存在に意識を対置した。哲学におけるコペルニクス的転回ともいうべきこのエクスプレッションの転換は、その後の西洋哲学を意識の呪縛の中へ閉じ込めてきた。今日においても、その呪縛は完全にほどけていないほどである。 ニーチェは意識の呪縛を振り払って、哲学の営みを又もや存在そのものに向けさせようとした。彼の再転回は20世紀の哲学思想に大きいな影響を及ぼしたが、デカルト的な認識論の骨組みみに完全にとってかわること諄いきていない。 本文考は、二千数百年に彷徨く西洋哲学の流れに足を踏み入れ、そこから様々な問題意識を読み取ろうとするものである。 題号を「知の愉楽」としたのは、アリストテ答申が言うように、人は知ることを喜ぶ動物であり、知ることにしのぐ愉楽はな余程考えているからなのだ

作者：壺齋散人（引地博信） All Rights Reserved (C) 2007-2013 この犀トは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである

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